近頃、不動産の内見にもVRを使ったものを見かけます。
ゴーグルをつけてまるで気になる物件に来ているような気持ちで部屋のなかを見学できるので、ワクワクとゲーム感覚で内見できるようになりますね。
そもそもVR内見はどんなものなのか、メリット・デメリットについて説明していきたいと思います。
VR内見のメリット・デメリットは
VR内見とは耳にするものの、一般的な内見と比較したときにどんなメリットがあるのか、またデメリットにはどんなものがあるのか知りたいと思いますよね!流行っているからこそVR内見を一度体験してみたい人もいるのではないでしょうか。それぞれのメリット・デメリットについて説明します。
メリット1:内見したい物件の場所を問わないこと
VR内見は見る人も物件の場所も選ぶことがありません。全国どこにいても多数の物件を内見ができます。海外に住んでいる人が日本に引越しを考えていて物件を探したいなどの理由で、自宅にいながらVR内見を行うこともできます。
今までは内見をするのに、現地にまで足を運ぶ必要がありました。でもVRなら移動しなくてもその場で部屋のなかの経験ができるので場所を問わず、どこの部屋だって内見ができ選択肢の幅も広がります。
メリット2:内見は空室時だけに限らない
通常、室内の内見をする場合退去したあとの空室に限ります。ただ、VR内見の場合は入居中の物件で退去予定のある部屋をVRで確認できますし、建築中やリフォーム中の物件に対しても仮想体験できるメリットもあります。
内見するタイミングを考える必要もありませんし、空室以外でも部屋の確認ができる分、できるだけ早く入居したいと思っている人にも最適です。内見をあなたの好きなタイミングでできるようになります。
メリット3:物件を見に行く手間を減らせる
物件を一度は内見したほうがいいのはわかっていても、仕事が忙しく内見の時間が取れないなんて人もいると思います。仕事を休んだりしながら物件を探し内見して…ともなるとやらなくてはいけないことがたくさんあります。
引っ越し作業もあるのに、さける時間には限界がありますよね。VR内見は物件をわざわざ見に行くこともなく、不動産会社の店内で内見できるなど忙しい人でも安心です。少しでも手間を減らしておきたい人はVR内見はおすすめです。
メリット4:最先端の技術が試せる
内見が引越し時にどうしても必要な人もいれば、なかには最先端の技術としてVRに挑戦してみたいなんて人もいると思います。ゴーグルをつけて内見するなんて、今までのイメージとはガラッと変わりますし、VRの世界観を一度は体験してみたい人もいると思います。
さらには引越ししたいと思えるような素敵な物件に出逢えたら嬉しいですよね。VRがより身近になっている今だからこそ、誰でも気軽に楽しめる最戦乱の技術がVR内見でもあるのです。
デメリット1:内見のできる範囲が限られている
VR内見はとても便利な機能ではありますが、すべてを確認できるわけではありません。例えば設備面は十分に確認できると思いますが、実際に足を運んでいない分匂いや環境などわからないことはたくさんあります。
内見VRをして気に入った物件に入居したものの、ポスト周辺の散らかりようや、ゴミ捨て場のマナーの悪さを感じている人もいます。内見ができるのはあくまでも360°カメラで撮影した場所だけです。
その範囲外になってしまうと、VRだけではわからないことも多いのです。あくまでも部屋の雰囲気や設備を確認すると思っていたほうがいいかもしれません。
デメリット2:VRが苦手な人もいる
最先端の技術とはいってもなかにはVRが合わない人もいます。ゴーグルをつけると気分が悪くなってしまったり、なかにはVR酔いをしてしまう人もいます。せっかく物件を内見できるとはいっても気分が悪くなってしまっては、意味がありません。
もともと車酔いしやすい人や船酔いがひどい人の場合はなかには気分が悪くなることもあります。VR内見には向き不向きもあるので、自分には合わないなと思ったら通常の内見を検討してみてもいいと思います。
デメリット3:幅が広い分選択肢が多くなりがち
今まで内見に行ける物件の範囲は限られていましたが、VRは場所を選ばない分選択肢として物件のかずが多くなってしまいます。じっくりと比較できるのはメリットでもあるのえすが、なかには優柔不断になってしまいなかなか決められないなんて人もいます。選択肢の多さが逆に決める時間を長引かせてしまうこともあるようです。ある程度物件を絞ってから内見に行ったほうが懸命です。